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研修のノウハウを学ぶ [法務]

今の職場でこれまで法務研修を10年近くやってきました。

法務研修は「テキスト」と「当日のプレゼン」の双方が重要ですが、当方はどちらかというと「テキスト」の制作に重点をおいて進めてきました。

テキストの制作に重点をおいてきた理由2つあります。

一つ目の理由は、法務のノウハウを「言葉に落とす」ことを重視してきたためです。
あとからテキストを読めば、その内容がわかる程度に詳しくテキストを作り込んでおくことが、受講生にとっても好都合であろうと考えたためです。

二つ目の理由は、テキストを法務部における「資産」として残しておきたいと考えたためです。
私はかつて法務部から経理部に異動するという経験をしています。今後もこうした異動がいつあるかわかりませんので、同じことがいつ起きても後輩が同じ研修ができるようにしておきたい、という狙いがあります。

ただ、テキストを詳しく書いて、それをベースに研修をすすめていくと、説明に漏れが生じにくくなる一方、どうしてもテキストを読み上げるスタイルになりがちで、聞いている方からは「読めばわかる」「眠くなる」といった感想もすこし聞こえてくるようになりました。

そこで、今期は「受講する側における受講成果」が上がることを最重要事項にすえ、当日のプレゼンを充実させるべく、研修内容を抜本的に改善したいと考えています。

そのために手にとった本が以下の写真の2冊です。

IMG_20200111_205524.jpg

誰も教えてくれなかった 超人気研修講師になる法 (DO BOOKS)

じつは稼げる〔プロ講師〕という働き方 独立 副業 定年後 子育て中 介護中…誰でもできる!

いずれの書籍からも法務研修の実践において参考になるフレーズを見つけることができました。

前者においては、
「グランドルールを共有する」
「研修は否定されない安心の場」
「双方向の研修ではなくただの質疑応答になってしまっている」
といったフレーズに同感できました。

かつて営業部門と技術部門が集まっての研修において、営業からの質問に対して講師の技術部門の人が「そんなことも知らないのか!」と叱責するようなものを経験してからは、私も研修においては、各人の質問内容やプレゼン内容に対して絶対に否定的なことは言わない、というルールを最初に伝えるようにしています。こうしたことを伝えておけば、割と積極的な発言や質問がでてきやすくなるという印象をもっています。

後者においても、
「スピーチにおいて重要なのはアイコンタクトと間(ま)」
「うなずいてくれる人だけに話しかけない」
といったフレーズが気になりました。

うなずいてくれる人に向かって話すことはとても楽ですし、導入段階で自分の話が乗ってくるまでは、こうした人に向かって話すことでリズムを作るというのは重要と思われますが、会場全体に一体感をもたせ、味方につけるためには、やはり下を向いている人や、ムスッとしている人にも語りかけるようなアクションが必要なのだと思います。
自分はこれができていないと感じ、次の研修からは早速実践してみたいと考えています。

研修関連の本は複数の本を連続して読むことをおすすめします。
同じようなことが書かれていますが、それぞれ意見が分かれる部分もあり、連続して読むことでそれが把握しやすくなり、自分の研修に照らしてどちらが改善につながるかを考えやすくなるという効果がありました。

今期も4月からスタートする法務研修を完全に生まれ変わったものにすべく、チームのメンバーと話をしていきたいと考えています。






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法務部員のキャリアデザイン [法務]

法務部で働く中堅社員やベテラン社員の方は、自身の将来的なキャリアデザインについてどのように考えているのでしょうか。

私はもともと弁護士になりたいと考えていたこともあって、30代の頃はなんとか独立して自分ひとりの力で食べていけるようになりたいと考えていました。

アフターファイブや週末だけ行政書士事務所を開業していたこともあります。
(このときのことは、また改めてお話したいと思います。思わぬ大企業の方からもお声がかかり、大変刺激的な経験ができた一方、難しいと感じることも多々ありました)

40代になって管理職になってからは
「法務の仕事は一つの組織に深くコミットして初めて力を発揮できる仕事である」
と感じるようになり、組織でよりよい仕事に携わっていく、ということが基本的なキャリアデザインになっています。

この考え方は基本的に今も変わっていません。

ただ、いつまでも今の管理職のポジションでいられるわけではありません。
早いところでは55歳で役職定年となり、自分の思うままの組織づくりや方針決定が難しくなっていく可能性があります。
そのようにポジションが変わっても、今の考え方が変わらないか?と言われれば、少し自信がありません。また、独立して何かやりたいと考えるようになるかもしれません。

法務のノウハウを蓄積してきた人材として考えうる将来像としてどのようなものが考えられるでしょうか。

何か資格をとって独立する、というオーソドックスなスタイルもありえますが、最近では、特に資格など取らなくても、仕事の中で得た「リアルな法務」を伝えていくだけでも十分仕事になるのではないかとも感じています。

私が考える法務部員の独立策は次のようなものです。

<1> 法務実務のプロ講師

これはかなり前から考えていたことです。法務を立ち上げる企業や、一人法務の企業へ集中的に法務の実務を落としこむ、というオーダーメード型の研修や教育プログラムを作れば、ニーズがあるかもしれません。

じつは稼げる〔プロ講師〕という働き方 独立 副業 定年後 子育て中 介護中…誰でもできる!

<2> 大学の講師

これはツテが必要になるかもしれませんが、将来法務を中心とした管理部門を目指す大学生に法務実務の基礎を教えていくという講座は意外とニーズがあると思います。

ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法 (ディスカヴァー携書)

<3> 学校の開業

これも友人と以前に企画したことがあるのですが、法務に特化した学校を開業してしまうという方法も考えられます。副業が解禁される中で、現役の法務部員を講師に迎え、夜の講座として開業するという方法は成立しうるかもしれません。
(たとえば、トヨタグループの法務部員の方のお話をお聞きできるなら、自分でお金を払ってでも参加したいと感じます)

投資会社に勤務する友人は以前この案に対し「俺がカネをだすからすぐやれ」といった話をしてくれていたのですが、当時はその勇気が持てませんでした。

今はまたこの企画に興味を持ち始めているところですので、もしこの企画に賛同される方がいらっしゃるようでしたら、お声掛けいただければと思います。

他にもあるのですが、また改めて。





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常に持ち歩けるPCの重さの限界って? [道具]

アラフィフとなり、将来の自分への投資として、数十年ぶりに「辰已法律研究所」の肢別本を始めました。



ただ、この本、分厚くて重いです。
会社の行き帰りにチェックを始めたのですが、結局重さに負けて家の文鎮になりました。

背表紙を外して分野ごとに持ち歩く、という方法もよく言われますが、バラバラになって数枚紛失、という経験をしてからはやめるようにしています。

究極に軽いものを追求すれば電子書籍だろうと考え、検索したところ、今は「肢別本のアプリ」なんてのがあるのですね。

https://tatsumi-study.com/appli/index/ashibetsu/

思い切ってこれを全教科一括で購入してスマホで始めたのですが、どうも字が小さすぎて、アラフィフの老眼にはきついのですね。

また、間違えたところをテキストにまとめていかないと覚えられないなと感じ、色々検討してみました。

最初に見つけたのが、Vysorというアプリ。

https://chrome.google.com/webstore/detail/vysor/gidgenkbbabolejbgbpnhbimgjbffefm

これを使ってスマホの画面をPCに投射して編集しようとしたのですが、無料版では小さいままで表示される(スマホのサイズで表示される)のみで、その画面を拡大するには、有料版が必要なのですね。
その有料版は4000円以上することがわかり、躊躇していました。

しばらく悩んでいたところ、ある方から「Chromebookがあれば大画面で閲覧できるし、キーボードもついて入力が捗るよ」ということを教え頂き、早速検索したところ、アマゾンでLenovoのChromebookが信じられない安い値段(クーポン適用後で18000円弱)で販売しており、すぐさまこれをポチりました。



容量の小さい方は画像が悪いとのコメントが多数ありましたが、辰巳のアプリを閲覧して、間違ったところをワードでまとめるという用途では十分でした。下のような感じで大きく表示されて、使いやすいです。

IMG_20191222_202840.jpg

ただ、さすがの辰巳、問題や解説をコピペできない設定になっていました・・・。
これは計算違いでしたね。
やむを得ず、自分で入力していく感じになりそうです。

この辰巳のアプリは使いやすいのですが、機種変更をすると、学習履歴が引き継がれない、という致命的な問題を抱えているため、購入を希望されている方は、この点を理解のうえご検討頂いた方が良いと思われます。

ところで本題ですが、上のChromebookは「1.5キロ」あります。

日々愛用している「incase」のバックパックに入れて数時間歩いてみたのですが、かなり肩がこりましたし、ズッシリ感がすごいという印象でした。

バックパックであれば気にならないかな、という甘い期待は打ち砕かれ、結局家専用機になっています。
やはり「モバイルPCは1キロ未満」という条件を外してはいけないのだな、ということを身を持って知るという結果となりました。でも、そういうPCは高いんだよね・・・。

ともあれ、Chromebookは勉強用のサブPCとしては非常に優秀です。

非力なCPUで不安でしたが、検索と文字入力(ブログ等の更新など)においては全く問題ありませんでした。感覚としては、今使っているHuaweiのP20という超コスパ携帯のスピードとほぼイコールという印象です。

またクーポンがつく可能性もあるため、マメに確認しているとお得に入手できるかもしれません。






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返事がなければ受け入れたとみなす? [法務]

値上げの通知(単価で30%の値上げ)をした取引先から次のようなメールが営業に届きました。

「そちらの条件は受け入れられません。従来価格でお願いします。3日以内に返信がなければ従来価格で契約が成立したものとみなします」

当該取引先に対しては「値上げは最終判断であって例外は設けない」との話を以前より営業から伝えていたため、このメールに対しては何も返信せずに1週間が経過した状況とのことでした。

この相談に対し、法務の担当者が

「契約は申込みと承諾があって初めて成立します。この場合は承諾をしなければ成立はしないので大丈夫ですよ」

といった回答をしているのを聞きました。

上の回答は民法の大原則で、基本的にこの回答で問題ないのですが、少し注意しなければならないことがあると感じました。

一つは基本契約における取り決め、もう一つは商法509条です。

基本契約における取り決めは、例えば
「変更内容について5営業日以内に異議を述べない場合は同意したものとみなす」
といった規定です。

今回の相談事案では、取引先と基本契約の取り交わしはありませんでしたので、あとは商法509条の解釈が問題になりそうです。

商法509条の定めは次のとおりです。

第509条
1.商人が平常取引をする者からその営業の部類に属する契約の申込みを受けたときは、遅滞なく、契約の申込みに対する諾否の通知を発しなければならない。
2.商人が前項の通知を発することを怠ったときは、その商人は、同項の契約の申込みを承諾したものとみなす。

今回の相談のケースにあてはめると、取引先は従来から取引をしてきた顧客ですが、今回は「値上げ交渉」をしている中での申込みでしたので、ここでいう「平常」の取引とはいえないことから、当方からの承諾がない限り契約は成立しない、という解釈が可能かと思われます。

ただ、こうした法令解釈が可能であるとしても、上のように取引先からの通知を1週間も放置をすることは、取引先との関係をより悪化させることになります。

商法509条は第2条の方が有名ですが、通常のビジネスにおいては、第1項に定める「すぐの回答」の方が圧倒的に大事です。

法務からの営業に対するアドバイスとしては、法令に重きを置いたものよりも、事業をスムーズにすすめるために今すべきことを見極め、そこに重きを置いたアドバイスの方が有効です。

具体的には、たとえ不合理なメール内容であったとしても、放置せずにすぐ回答しておいた方がいいですよ、といったアドバイスが望まれるところかと思われます。

まあ、勝手に条件をつけてきて、返事がなければこっちがいう条件で売れ!といったメールは無視したくなる気持ちもわかるところではありますが・・・。

商法509条については、資格スクエアの記事がわかりやすかったので、見てみてください。
https://www.shikaku-square.com/media/gyoseisyoshi/018-commercial-code-article-509-no-reply-sales-contract-established/






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先方提示の書式の修正における作法 [法務]

先日、当社がNDAのひな型を提示したある取引先(いわゆる大手企業)から、変更案が返信されてきました。

当社としては、極力双方において修正の負担がかからないよう、双方対等の合理的な書式づくりをしてきており、取引先からも修正案をもらうことはあまりなかったので、どこを修正してきたのか大変興味がありました。

ファイルを開いてみてみたところ、以下のような変更案でうめつくされていました。

当社案:「いずれかに該当する・・・」
先方変更案:「一に該当する・・・」に変更するべき

当社案:「・・・する。」
先方変更案:「・・・ものとする。」に変更するべき(5か所にわたりこうした変更がされていた)

当社案:「被告地主義」
先方変更案:「広島地裁」

もっとあるのですが、やめておきます。

いわゆる「趣味」の世界での変更案です。

契約上のリスクには何も影響しない部分での変更であったため、当社としても特に異議はなく、そのまま受け入れましたが、なんとも無駄なやり取りに感じ、複雑な気持ちになりました。

当方のポリシーは「先方提示の書式の修正は必要最小限とする」というものです。
些細な部分で気になるところがあっても、リスクに影響しないところは無視して先方の書式のまま受け入れたほうが、先方起案者も気持ちがいいでしょうし、営業の現場も助かります。

我々は事業をやっているのであって、趣味の押しつけあいをしているのではありません。
自社の起案方針と異なるからといって、それをすべて変更して先方に提示するという悪しき文化は、もうやめにしてほしいな、というのが長く法務に携わってきた者の率直な気持ちです。

これまでの経験上、取引開始段階で取り交わすNDAは、名刺代わりの紳士協定といっても言い過ぎではないと考えています。実質的なリスクはほぼゼロに近いといえますので、必要最小限の内容が整っていさえすれば、多少の不備には目をつぶり、一日でも早く事業を前に進めることを優先していくべき、という考え方が、法務パーソンの中でも一般化していくことを願うばかりです。





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リーガルテック [法務]

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基本的に「便利なものはどんどん使う」という方針で部の運営をしていますので、最新のリーガルテックは全て試してみることにしています。

すでに某社の契約管理システムを導入し、契約書の閲覧や契約審査の履歴など一元化して管理できる環境が整っているものの、同システムの調子が最近よくないため、新たなシステムの導入を検討し始めたところです。

そのため、リーガルテックをまとめて試せるリーガルテック展のようなイベントには時間が許せば参加するようにしています。

先週金曜日も「リーガルテックの現在地」というイベントに参加し、面白いと感じるものがいくつかありましたので、さっそく試してみようと思っています。

すでに利用しているリーガルテックを2つ紹介します。

1.Hubble
https://hubble-docs.com/

契約書の差分を一瞬で確認できるシステムです
海外の取引先は平気で最終版の契約書に手を加えて通知もなくサインを求めてきたりますので、都度このHubbleのシステムを通して確認しています。
数十ページの契約書をペラペラめくりながら差分の有無を確認するといった作業を解消することができ、しかもコストが驚くほどリーズナブルです。
当時の営業担当のY氏にも惹かれ、導入したものですが、非常によかったと感じています。

2.T-4oo
https://www.jukkou.com/

ロゼッタ社の機械翻訳システムです。
英文契約書については相当高い確度で翻訳できます。
自分でAIに覚えこませることで、より高い精度を得られるという触れ込みで導入したのですが、逆に変な訳出しに変更されてしまうという現象が生じ、結局デフォルトの状態のまま使用しています。
コスト面では最近「使い放題」から「従量契約」に変更されてしまいました。
これまでは、望ましい翻訳が得られるまで何度も翻訳し直すことができたため、非常に使い勝手がよかったのですが、最近はコスト面が気になり、思う存分使えるという状況はなくなってしまいました。
1回で満足できる翻訳が得られるまでには至っていないという印象の中で、従量制となったことは非常に残念ではありました。
とはいえ、このシステムの導入により、書けない英文はない、という万能感を得るに至っていますし、英文作成時間は体感では5分の1程度に短縮されたと感じています。

その他にもいくつか利用しているものがありますが、また次回以降紹介したいと思います。



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ブログ再開 [法務]

さいごに更新してから4年も経過してしまいました。
その間にも、私の法務の仕事に対する考え方はだいぶ変わりました。

過去の記事をふりかえると、
「今ならそうは考えないな…」
と思うものもあり、少し手直ししたいなと感じるところもあります。

また、法務の仕事をはじめてから15年以上が経過し、そこで得たノウハウを若手の法務担当のみなさんと共有したいという気持ちがでてきました。

そこで、改めてブログを再開したいと思います。
少しづつにはなりますが、たまにこのブログを覗いて頂ければうれしいです。

よろしくお願いします!

ロントメチー

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今年もよろしくお願い致します [法務]

昨年は結局一度もブログを更新せず年が変わってしまいました。今の興味が子育てに向いていることもあって、法務の記事を書こうという気持ちにならなかったというのが正直なところです。

仕事については昨年11月から法務課長という立場になりました。知財課も兼ねていますので、取り扱う機械のことを深く理解することが求められます。最近では機械工学や機械設計を一から独学している状況で、忙しくなりつつも非常に充実した毎日を送ることができています。

本は相変わらず読みまくっています。2日で1冊程度のペースで、いい記載には線を引き、テキストデータにまとめるという作業をずっと続けています。本を選ぶ基準は「その時にやっている仕事に役立つ本をタイムリーかつ大量に読む」というものです。たとえば課長になって目標管理について学ぶ必要性を感じたときには目標管理に関する本を大量に読みました。仕事の文脈の中で読んだ本が一番身に付くと感じていますので、そのタイミングを逃さずインプットし、次の日にはそれを使うというサイクルを作るようにしています。

今年もこうした感じで、元気に仕事をしていければいいなと思います。

ブログの方は法務のマネジメントという立場からの記事を少しづつ増やしていければと考えています。

今年もよろしくお願い致します。

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貿易実務の基本(産能の通信教育) [法務]

会社の昇格要件として産能大の通信教育が指定されています。今期は貿易取引に関する基礎を徹底的にやりたいと考えていたことから「貿易実務の基本」という講座を受講してみたところ、非常にわかりやすい内容でしたので紹介してみます。テキストは2分冊になっており、ともに多くの貿易関連書籍のある布施克彦氏が執筆したもので非常にわかりやすいものでした。特に感動したのが「貿易と海外取引の基本」という分冊の62ページから67ページにある受け渡し条件に関する記述です。いわゆるインコタームズに関する記載ですが、これまでどの本を見てもきちんと覚えられなかった内容がたった見開き3ページで見事に整理されています。確かめてみたい方はこの講座を受講する方法もありますが、布施氏の下記の書籍にも同様な説明があるかと思われますので一読してみてはいかがでしょうか。

図解入門ビジネス 貿易書類の基本と仕組みがよーくわかる本 (How‐nual Business Guide Book)


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「ディスカバリ」(守本 正宏) [法務]

今のところ契約審査が落ち着いていることもあり規程関係の見直しに入っています。米国子会社が軌道に乗りつつあることもあることから米国訴訟を念頭においた、いわゆる「ディスカバリ」に対応した文書管理規程の必要性について検討する必要が出てきました。これまで国内中心の企業にいた関係でディスカバリについては何ら学んだことがなかったため、基本的なところから抑えておこうと考え、手にとったのが「ディスカバリ」(守本正宏著)です。UBIC社の社長である守本氏がディスカバリの「恐さ」と「しかるべき対策」についてわかりやすく解説したもので、ディスカバリの理論だけでなく「実態」が把握できる内容になっています。UBIC社の宣伝もかなり含まれており、その点が不満という書評もあるようですが、当方はそれも含めて一つの情報として参考になる内容でした。規程のサンプルなどが載っていればよりよかったのですが、この本を読んでディスカバリ対応の文書管理規程の重要性について理解できたことは収穫でした。




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